「星の風景」は、イラストレーションに自作の短い詩を添えて、くぢらの心象風景を描いたシリーズ。雑誌「年金と住宅」1996年6月号より1年間にわたって掲載された。企画段階では2年間くらい続けることになっていたのだが、残念ながら6回(隔月なので)描いたところで誌面が大幅に改編され、敢え無く打ち切りとなった。

しかし、これほど制約の少なかった仕事は珍しい。とにかくシリーズコンセプトから大幅に外れなければ何を描いてもOK、全て任されていた。ところが実際にはじめてみると「自由」ということの恐ろしさを思い知らされた。描きたいことも綴りたいことも嫌というほどあるのに、思ったように吐き出せない苦しさ…。今読み返すとコッパズカシイものもあるが、これはこれでくぢららしさがよく出ているとは思う。

機会があれば、またこんな仕事をしてみたい。

Shironagasu